古い歴史を持つ神戸の台所「神戸中央卸売市場」

神戸市における魚市場の歴史は古く、遠く江戸時代にまでさかのぼります。300年以上の歴史をもつ宮前魚市場をはじめ、市内各地で生鮮食料品の卸売市場ができました。
大正12年11月中央卸売市場法が施行され、神戸市及びその隣接町村が第一次指定区域となったため、市場開設の調査を行い、市会の議決を経て、大正15年7月、建設地を兵庫区新在家地先に選定しました。建設工事は昭和5年8月に起工し、1年8か月の歳月と延14万8千余人の労力を費やして、昭和7年4月に完成し、同12月、全国で5番目の中央卸売市場として業務を開始しました。
また、細長い神戸市の地形に対応して、脇浜埋立地に東部配給所を、駒ヶ林に西部配給所を設け、業務を開始しました。その後、東部配給所は東部市場として移転開場し、西部配給所は昭和37年に廃止され、昭和40年に食肉市場として開設された後、西部市場へ名称変更し、現在の3市場体制となりました。

毎日全国から届く食材は、仲買人の長年の経験により厳選される

毎日夜中より全国各地より食材が届けられ、3時にセリが始まり、仲卸業者の店頭に並びます。
仲買人は良いものだけを選ぶのではなく、その時に一番美味しい食材を厳選して買い付けて、飲食店に届けます。
駅前は長年の仲卸業者との繋がりを元に、お客様に食べて頂きたい食材だけを仕入れてご提供しております。

仕入れた食材は、熟練した板前が店舗で料理し、お客様に届ける

各店舗には魚のことを知り尽くした板前を配置し、その日一番美味しい料理法でご提供しております。
またお客様に新鮮さを体感してもらうために、特製いけすを設置し、あじ、鯛、ふぐなどの「活け物(いけもの」と呼ばれる、活きた魚を泳がせ、ご注文を頂いてから料理。高級料亭さながらの料理も、格安価格でご提供できるのは、駅前が「神戸中央市場の場内業者」だからです。
場内業者とは、神戸市より認可を受けた市場内の業者を指し、一般小売をしていない神戸中央卸売市場から直接仕入れることができる、特別な権限を持つ企業のことを指し、私達はそれを誇りに日々営業しております。

良い食材を届けるだけでなく、活気・元気・笑顔のある接客をお客様に届ける

良い食材だけではお客様に「期待以上の価値」を届けることはできません。
駅前では接客にもこだわりを持っており、各店舗では毎日変わる「おすすめメニュー」を必ず入店時にご案内し、お客様と会話をする機会を設けております。それは、少しでもお客様にお店のことを覚えてもらうため、少しでも「その日一番美味しいと思うもの」を食べて頂きたいため。
また店内は全従業員笑顔で、活気がありお客様に「元気を与えられる」よう日々営業しております。
どうか、駅前にご来店の際は、活気・元気・笑顔の溢れる従業員の姿と共に、こだわりの食材を使った料理をお召し上がり下さい。

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